tea

2024年01月15日

初釜

初釜
結び柳に竹台子の注連縄飾りは江戸千家の室礼
注連縄
今年はお濃茶を担当させて頂きました

お柄杓の湯返しをすっかり忘れてしまいました。。。

一福
持ち帰らせて頂いたお干菓子で一服
目白庭園の八重紅梅はまだ蕾


chou23 at 11:47|この記事のURLComments(0)

2023年10月10日

久しぶりのお茶会

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コロナ禍で4年ぶりの開催となったお茶会は豊島区の秋の文化祭の一環でした。
目白庭園赤鳥庵、竹台子皆具お薄点て、席主+表3人影2人にて、100名を超えるお客様をおもてなし。案の定、翌日(注:翌々日ではない!!)は脚が筋肉痛となりました。

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お軸は江戸千家お家元川上宗雪の筆

このお茶会ではとても素敵な方との約35年ぶりの再会が叶いました。
お茶会の後、懐かしいお話を沢山して、あっという間に5時間も・・・
お茶をやっていて良かった〜!

chou23 at 18:56|この記事のURLComments(0)

2022年01月05日

仕事初め

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おめでたい干支の焼き印の入った紅白のお煎餅で一服。味噌餡です!


chou23 at 10:20|この記事のURLComments(0)

2019年12月12日

欲すれば叶うとな・・・つづき

今回見学した根津美術館内茶室「弘仁亭・無事庵」(1920年)は、煙草王と呼ばれた村井吉兵衛の私邸「山王荘」(1919年)に建てられていたもの。1926年の吉兵衛逝去後「山王荘」は解体され、一部が延暦寺に買い取られ1928年迎賓館として再建され(現存)、茶室は1931年赤坂大倉邸への移築を挟んで1956年現地へ。「山王荘」跡地(旧地名山王台)には現在都立日比谷高校が建っています。
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水屋
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点前座
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脇床地袋の表具更紗
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床柱(白檀)
6-1
床柱への取付き
右は上段の間の床框がマッシブに、左は薄畳縁と付け板丸小口と蹴込み板の三層構成として軽やかに
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花頭窓のある上段の間
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文机小口の螺鈿細工
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入側にある雪見障子と竹と板の無双窓

10畳半の座敷と3畳の上段の間、1畳床に半畳の脇床、台目4畳の入側、台目2畳の控釜によって構成されています。

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無事庵

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水屋
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茶道口と洞庫
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掛込み天井
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踏込板ある給仕口の先に「弘仁亭」水屋のある畳廊下を見る
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給仕口から客畳を見る
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狆潜りの意匠
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台目床
小壁
平書院小壁の装飾
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その裏を見る


異なる点は多いですが、「無事庵」は「又隠」写しと見なされているようです。

chou23 at 22:58|この記事のURLComments(0)

2019年12月09日

欲すれば叶うとな

もみじ狩り ああもみじ狩り 紅葉狩り と先日ぼやきましたら、時やや遅しの感ではありましたが、紅葉を味わうことができました。特別展「江戸の茶の湯」開催中の根津美術館にて、茶室弘仁亭・無事庵と共に鑑賞致しました。
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弘仁亭
舟の茶室4-1
座敷舟

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庭園内随所に可愛らしいわらぼっちが出没。この子たちはどんなお役を担っているのでしょうか?
月と灯籠とわらぼっち
上弦の月と灯籠とわらぼっちの揃い踏み!
(画像はクリックすると大きくなります。)


chou23 at 20:24|この記事のURLComments(0)

2019年06月30日

6月のリビング茶会

翌週に七夕を控えた吉日、久しぶりにリビング茶会を開催しました。
笹をメインに黒鬼灯を添えて籠に活け、母から譲り受けた芭蕉の葉にカタツムリの留まる短冊掛けには自筆にて「古故耳於以帝」、立派なことは申せませんので「ここにおいで」と書かせて頂きました。茶道における守破離のプロセスから言えば守も出来ていない私ですが、どうにも破へ気持ちが向かってしまい、リーディングテーブルである洋家具を棚に見立てました。もっとも、そもそもが型破りなリビング茶会でございます。
棚飾り

点心は、笹舟に豆乳チーズ、冬瓜の浅漬、フルーツ人参のピクルスを乗せて、季節もののジュンサイ麺、鯵、冬瓜の蟹餡掛け、とんがり帽子のガラスにはトマトと甘酢漬け生姜、デザートは氷豆腐。お酒は大吟醸「菊水」を冷で頂きました。
点心
今回の点心一押しは氷豆腐です。京都に伝わる「氷豆腐」というものの存在を先日知り、何とユニークな菓子を江戸時代の人は考えたのかと感動致しまして、自身でも作ってみたくなりトライ致しました。
お茶会のテーマを七夕にしましたので、中の豆腐(枝豆豆腐)は星型です。先に黒蜜を沈めており、小さな丸は以前お土産に頂いた干菓子です。
氷豆腐
おもたせの吉祥寺俵屋さんのお菓子は相変わらず、美しく美味しい!俵屋さんの主菓子


chou23 at 22:15|この記事のURLComments(0)

2019年04月30日

明日から「令和」

平成最後に、護国寺「月窓軒」にての初お点前を体験させて頂きました。これまで何度か客として参加させて頂いてきた大寄せのお茶会ですが、お席を受け持つ方に回れば、まあ早朝から準備に忙しく、慌ただしく、表のお席と裏の水屋との心持ちを切り替えて望むのも大変でした。いつもこんなご苦労の中、お茶をもてなして下さっていたのだと知りつつ、なんとかお点前は無事???務めさせて頂きまして、次はもう少しゆったりとした中で、先生が素敵に設えて下さったお席をしっかり味わいながらお務めしたい…などと贅沢描き始めております。
月窓軒
<画像はクリックすると大きくなります> 

さて、「平成」は今日のPM12:00まで、明日のAM0:00からは「令和」。
なんだかピンと来ていませんが、ちゃんと受け止めなければいけませんね。見通しの良い、明るい時代が待っている訳ではないという現実も。美智子さまのお姿が余り拝見できなくなるのは寂しいけれど、ゆったりとお過ごし頂くことの方が大切。さて、雅子さまはどんな皇后像を描かれるでしょうか。美智子さまを踏襲されつつ全く違った皇后になられるのでしょうね。楽しみです!そして次の天皇は愛子さまになって頂きたいな〜と思いつつ、その頃私は現世にはおらずかも。一目拝見してからこの世におさらばしたいという高齢特有の気持ちが分かるようになってきました!そんなことに気付きつつ、さよなら、平成!!

chou23 at 17:33|この記事のURLComments(0)

2019年03月15日

三月のお稽古

桃の節句の月ですので、雪輪棚、女雛、椿と赤の効いた可愛らしい質来で迎えて下さいました。
雪輪棚
富士窯と雪輪棚、お雛様の軸と香炉、楽焼の花器に玉の浦、土佐水木、木五倍子

この質来に合った可愛いらしい姿の者がお点前をすると良いのですが、で〜んとした図体の私、せめて指先の意識だけでも丁寧にと、お稽古させて頂きました。

お軸のお雛様の絵のご紹介はこちらから。


chou23 at 21:18|この記事のURLComments(0)

2019年03月13日

3月のリビング茶会

先日開催しましたリビング茶会。ひなまつりに因んで、点心は雛の膳。
明治時代に作られた雛膳の揃いを譲り受け、今回積極的に使用を試みました。
雛の膳
器良ければ料理不出来も見端が良し、お道具に感謝です。

今回の点心一押しは、菱餅もどきの寒天。本来香の物を添える高坏に、三色を抹茶と甘酒と苺ミルクでつくり重ねることを試みました。三層の味が混ざるとどうなるか?でしたが、試食の結果、イケル!と相成りました。他には、飯椀に鯛の押寿司、汁椀に蛤のお吸い物、平碗に菜の花の辛子和え、生麩、壺碗に明太子の昆布巻き(再登場)。

「ひとま畳」の方は、今回炉の習いを試みました。五家宝スツールを持ち帰り、コルク板で炉辺定座も設けて見たのですが、ここではこれで十分かと・・・。
お軸は大伴家持の詠んだ万葉集歌「春の苑 紅にほふ 桃の花 下照る道に 出で立つ乙女」、利休箪笥に親王飾りと桃の花。桃は節句近くになると値がポンと上がりますので、蕾の枝を早めに調達してベランダにて育成。「紅にほふ」とは参りませぬが...
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あ、点心のお酒は純米・山廃「天狗舞」、熱燗です


chou23 at 22:23|この記事のURLComments(0)

2019年01月21日

リビング茶会開催!

点心
週末、拙宅にてのリビング茶会開催につき、初めて、見よう見まねで点心らしきものを作ってみました。頂き物の美味しい明太子がありましたので昆布で巻いて煮炊き、すっかり習得した気になっている里芋のりんご載せと山ゴボウを合わせて笹の葉に盛り、蕪の蟹餡掛け、生麩(不室屋さんのもの)、お吸い物を添えました。明太子の昆布巻きは個人的に大ヒット!明太子と昆布と干瓢の食感は愛称抜群で、想像以上に美味しい一品となりました。お酒に埼玉小川町にある晴雲酒造の大吟醸を選びましたので、箸置きは以前同じく小川町の富岡鬼瓦工房さんで鬼瓦づくりを体験させて頂いた時に作ったもの(雲流型)を合わせました。
主菓子
主菓子は差し入れ頂いた吉祥寺「俵屋」さんのもの。色美しくかつ美味しい、餡に小豆の味が感じられるとても好みのお菓子でした。お点前の中で頂くと、お菓子の魅力がしっかりと感じられます。
四畳半の茶室があると良いなと思うのですが、叶うことと叶わないこととあり、御家元もリビング茶会を推奨していらっしゃいますので、これからも続けて行ける様、色々学んで行きたいと思います。

リビングの「ひとま畳」が、今回も活躍してくれました。設計した時にはこんな使い方をする日々が来るとはつゆぞ思っていなかったのですが。
お軸には、禅の言葉「本来無一物」。型破りな室礼をど〜んと受け止めてくれるように思いまして、掛けさせて頂いています。
ひとま畳


chou23 at 12:45|この記事のURLComments(0)