2008年05月07日

それでも生きる子供たちへ

ワイヤープランツゴールデンウィーク明けは気持ちの良いお天気となりました。
空気は程よい湿度に新緑の香りが濃く煎じられているようで、胸一杯吸い込んむと「今年もいよいよ本格的にスタート!」といった感が致します。
年末に枯らしてしまい、枝をすべて切り落としてゼロから育て始めていた事務所のワイヤープランツも4月後半から一気に成長し、今は元気一杯枝を張っています。当初はもっと葉が小さくて、優しく枝垂れていたのですが。

さて話は変わりまして昨夜、オムニバス映画『それでも生きる子供たちへ』をDVDで観ました。
逞しい子どもの生きる力が戦争、格差社会、エイズなど酷い環境の与えるベクトルに立ち向かう様を7人の監督が表現しているのですが、とても良い企画の映画だと思いました。改めて、日本は平和ボケと言われても平和は大切だということ。平和ボケだから戦争をたまには経験するべきなどという考えに結びつく方針は決して認めてはならない。そして教育を公立学校を主に考えて、平等に教育を受けることができる子どもの権利を守らなければならないということを痛感致しました。
苦労なんてするものではないという考え方もありますが、子どもが大人になる機会は苦労や試練の中から得ることができるように思え、その機を得ずに過ごしてしまうと判断を求められる際に十分に思考することができず、成り行きで物事を決めてしまうことしかできないのではないか、そんな中での裁判員制度なんてとんでもない、などと云々かんぬん思いつつ我が身を振り返れば、まあなんと稚拙なことか。。。
そんな私はジョン・ウー監督「桑桑と小猫」が一番好きでした。
私には、小猫の目の輝きがとっても大切な宝物です。


chou23 at 09:06│Comments(0)TrackBack(0)cinema | plant

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