2006年08月12日

紙屋悦子の青春

初日のきょう、観てきました。
黒木和雄監督遺作となってしまいましたね。
昨年『父と暮らせば』を観に行った時は初日ではありませんでしたが、黒木監督が前席下手から上映前に観客に挨拶をされました。他の日に観に行った人からも監督の挨拶があったと聞きましたので、時間を見つけてはできるだけ観客に挨拶をしたいという監督の思いがあったのではないでしょうか。
きょうは上映後、原田知世、永瀬正敏、本上まなみ、小林薫の4方が舞台上から挨拶をされました。
小林薫さんが披露して下さった撮影前に監督から言われた言葉をご紹介。
「小林さん、この役の年齢設定(28才)は気にしなくて良いですから。30くらいと思ってやって下さい。」
ハイ、小林薫さん御歳54才。まったく違和感は有りませんでした。
実年齢は親子ほど離れている妻役の本上まなみさんとの掛け合いも歳の差を全く感じさせず、向田邦子ドラマばりの面白さがありました。すばらしい。。。
本上さんの挨拶も、良かったですよ。黒木監督は若い世代にきちんと非戦の意義を伝えて逝かれたようです。

今日の夜10時からNHK教育で「戦争へのまなざし〜映画作家・黒木和雄の世界〜」が放映されます。


chou23 at 20:21│Comments(2)TrackBack(0)cinema 

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この記事へのコメント

1. Posted by Rusty(MH-Lotus)   2006年08月16日 06:23
楽しい舞台挨拶でしたね。当サイトでもレポートを作りましたので、よかったら見てやってください。しかし54歳で28歳の役とは笑えました。原田さんと本上さんだって実年齢で8歳あるし、それで同い年役でってことは原田さんも10歳以上下の役ってことだし・・・・
小林さんは貫禄があるので、さすがに20代には見れませんでしたね・・・でもあの内容だったらあまり年齢は関係なさそうでしたが(笑)
2. Posted by 23   2006年08月18日 01:04
Rustyさん、コメントありがとうございます。レポート拝見しました!
すごいですね、いやほんと、ファンというものはありがたいものですね。
ほんじょさんはしあわせものだ
私もほんじょさん、好きですよ。
今回初めて普段のお姿を拝見したのですが、あんなに背の高い方とは知りませんでした。
映画では全く気付きませんでしたが、撮影のテクニックでしょうね。
でも足が長いのだから正座をしてちょっと猫背気味にしていれば影響はないというわけか。。。

そうだ!ご懐妊、おめでとうございます。
きっといい「おかん」になられるでしょうね〜
何だか私も楽しみです!

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