2010年07月30日
『小さいおうち』はね、
で、どうなのよ?
とお思いのあなたに(笑)。
タイトル、装丁・装本、筆・構成と「本」全体で表現しようとしている、あとがき・解説のない、しっかりと設計された住み継ぎたい家のような本です・・・なんてね。
おそらく小さなおうちの想定地はうちのご近所、目白文化村近辺ではないかな?
どんどんと文章から映像が浮かぶ筆力もさることながら、私と同年代の中島さん、どうやって時代をリサーチされたのだろう?ひとりで?それともチームが組まれて?文筆業は文系ではなく体育会系な仕事だというようなことを住井すゑさんが書いていらしたけれど、この重量挙げのようなパワーはどこからやってくるのだろう・・・
そして、向田邦子的生活表現ができるこの感覚はどこで掴んだんだろう・・・
と、中島京子さんにとっても興味が湧いてしまいました。
初々しくもある。
古い住まいを調査した時に描く思いとリンクする親しみも覚えつつ、
現在と過去を設えてのフィクションとノンフィクションの判断を誤りそうになる手法にはまりつつ、ええ、ええ、イタクラ・ショージ、検索しましたとも(笑)。
本作にて直木賞受賞とのこと。
それにしても、直木賞と芥川賞の違いは何なのかな。。。?
とお思いのあなたに(笑)。
タイトル、装丁・装本、筆・構成と「本」全体で表現しようとしている、あとがき・解説のない、しっかりと設計された住み継ぎたい家のような本です・・・なんてね。
おそらく小さなおうちの想定地はうちのご近所、目白文化村近辺ではないかな?
どんどんと文章から映像が浮かぶ筆力もさることながら、私と同年代の中島さん、どうやって時代をリサーチされたのだろう?ひとりで?それともチームが組まれて?文筆業は文系ではなく体育会系な仕事だというようなことを住井すゑさんが書いていらしたけれど、この重量挙げのようなパワーはどこからやってくるのだろう・・・
そして、向田邦子的生活表現ができるこの感覚はどこで掴んだんだろう・・・
と、中島京子さんにとっても興味が湧いてしまいました。
初々しくもある。
古い住まいを調査した時に描く思いとリンクする親しみも覚えつつ、
現在と過去を設えてのフィクションとノンフィクションの判断を誤りそうになる手法にはまりつつ、ええ、ええ、イタクラ・ショージ、検索しましたとも(笑)。
本作にて直木賞受賞とのこと。
それにしても、直木賞と芥川賞の違いは何なのかな。。。?